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三越伊勢丹、新体制スタート 課題は人件費、リストラ不可避か(産経新聞)

最近報道された各種報道の中からリストラ関連NEWSをピックアップしています。

●昨日(6/21)株主総会を開いた三越伊勢丹ホールディングス(HD)ですが、新体制となった経営陣に対して株主からは厳しい声が上がったと報じられています。大胆なリストラを断行しなければ業績回復はおぼつかないようで、新経営陣は難しいかじ取りを迫られるものとみられます。

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三越伊勢丹ホールディングス(HD)は21日、東京都内で株主総会を開き、会長に就任した赤松憲氏の取締役選任などの役員人事案を承認した。

業績不振の責任を取って辞任した大西洋前社長と、石塚邦雄前会長は取締役を退任。4月に社長に就任した杉江俊彦氏と赤松新会長を中心とした新体制がスタートしたが、リストラは避けられず、業績回復に向けた道は険しい。

総会に出席した株主からは「社長が突然辞任するといった人事のごたごたは、みっともない」(80歳代の女性)、「とにかく業績を回復してほしい」(77歳の男性)などと、一様に厳しい声が聞かれた。

三越伊勢丹HDは、個人消費の低迷や訪日外国人客による“爆買い”の終息で業績が低迷。そんな中、大西前社長が無理に進めた事業多角化や、リストラ対象の店舗を独断で公表したことが従業員や労働組合の反発を招き、大西氏は辞任に追い込まれた。杉江社長も「社内の対話が不足していた」と指摘している。

ただ、新体制にとっても「他社と比べて大きい人件費が課題」(杉江社長)となっており、リストラは不可避だ。杉江社長は5月の会見で、早期退職の拡大などのリストラは「労組とひざ詰めで話し合う」と述べ、社内対話を重視する姿勢を示していた。

だが、社内対話に偏重すれば、店舗閉鎖や人員削減など痛みを伴うリストラを迅速に進めるのは難しい。実際、杉江社長は5月の会見で現段階で店舗閉鎖は「考えていない」とした。

大胆なリストラに踏み込まなければ、業績回復はおぼつかない。それを見透かすように株価はさえない。21日の三越伊勢丹HDの株価は前日終値比34円安の1155円と、年初に比べ13%も低い水準で取引を終えた。

不動産事業の拡大など、積極的に業態転換を進めるライバルの高島屋の株価が年初から15%上昇しているのとは対照的だ。

赤松会長と杉江社長の新2トップは社員や労組との対話を深めつつ、抜本的な構造改革を進めるという難しいかじ取りを迫られる。

(産経新聞)

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