リストラの現実 リストラの厳しすぎる現実

リストラの現実その3「一流商社経理マンの誤算」

大手総合商社に入社し財務部門で働いていたB氏(58歳)が、希望退職募集に応募し会社を辞めたのは1999年、46歳の時だった。

一流商社の経理マンと言う経歴に自信を持っていたうえ、40代半ばだったこともあり、転職先には事欠かないと考えていた。
ところが約1年間ほど転職支援会社や公共職業安定所に通ったが、転職先は見つからない。ようやく零細不動産会社へ入社したものの2年で解雇されてからは中年フリーターへ転落。

アルバイトで生計を立てる日々が続き、やがて消費者金融で借金を重ねるようになった。ついには借金が1000万円以上に膨らみ自宅を売却、妻とも離婚し家庭崩壊の道をたどるハメに。

その後兄弟のところを転々としていたがいつまでも迷惑はかけられないと思いホームレスとなり、公園で寝泊りしながら雑誌拾いで一日1000円を稼いでなんとか生き延びている状況。

(「今日、ホームレスになった」増田明利著・彩図社より抜粋)

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