管理職、40代の同僚、部下・後輩の現役サラリーマン各200人、計600人にアンケートを実施(複数回答)。
その結果、「もはや会社に必要なし!」という烙印を押される40代の人物像が判明した。
◆クビになる40代の特徴ランキング
10位 自分の経験や知識を絶対視し、部下の意見に耳を貸さない(241人)
9位 交通事故や会社に消費者金融からの督促があるなどプライベートに問題アリ(252人)
8位 派遣・契約、高卒社員などに対して高圧的な態度を取る(277人)
7位 見た目が不潔、机が汚い、経費精算が遅いなど、とにかくだらしない(314人)
6位 ツイッターやフェイスブックをやたら見ていたりと仕事をサボっている(334人)
5位 部下に対して強く当たったり、不倫関係を迫るなどパワハラ・セクハラ的(380人)
「若手に『あの人とは同席したくない』と懇願され、別々にコミュニケーションをとらざるを得ず、効率が悪すぎる」(50歳・IT)
4位 ちょっとした遅刻や欠勤を繰り返したりとスケジュール管理がルーズ(435人)
「明らかに寝坊なのに、子供が熱を出したとか言い訳がみっともない」(48歳・建設)
3位 何でも自分ひとりの手柄にしようとする(462人)
「『私がやりました!』が口癖の同僚は、上司に嘘だと見抜かれて、早々に出向になりました」(42歳・金融)
2位 部下を守らず、上司にばかり媚びへつらう(495人)
「仕事のミスは全部若手に押しつけて、ひたすら部長にゴマをする課長。そのうち悪行三昧を人事部にリークしてやります」(36歳・SE)
1位 現在の役職、給与に能力が見合っていない(547人)
「主任のくせに朝から会議室で寝る、本を読む、ネットサーフィンとまったく働かない」(30歳・医療)
◆景気がいい会社でも油断は禁物
人事やリストラに詳しいジャーナリストの溝上憲文氏は、こう語っている。
「いわゆる『バブル入社組』の40代後半は企業がもっとも大量採用していた労働人口のボリュームゾーン。無駄が多く、’11年の内閣府の調査で明らかになった『企業が抱える余剰人員=465万人』にかなり含まれています。
また、40代前半も、経営スリム化によって管理職が削減され、生涯平社員が7割と言われる昨今、無能な40代を雇い続ける余裕はどこにもありません」
“リストラの危機”は他人事ではないのだ。
(女子SPA!の特集を基に作成)